最近テレワークの普及がまずます広がりを見せていく中で、レンタルオフィスも企業ニーズの多様化に合わせてサービス提供の範囲が広がってきています。インターネットの普及やそれに付随するクラウドサービスやセキュリティが充実していくことで、わざわざ本社に出勤することなくPCなどのデバイス一つで自宅やレンタルオフィスで業務を行うことが可能となりました。また本社所在地は一等地で有ることが多くコストが高いというデメリットがあることから、一等地のオフィス面積を縮小し必要最低限の配置にすることで企業側にもコストメリットが享受できるという点も導入のきっかけになっているようです。このためレンタルオフィスと一言でいっても小規模のものから、カフェなどの商業施設と併設されたものやマンションなどの住居から近いエリアに細かく配置されているスペースまで様々な形態が出てくるようになりました。導入を検討している企業側のニーズにきめ細かく対応していることが背景にあります。
レンタルオフィスを利用しようと考える場合、同時に考えなければならないのが費用についてです。いくら近年需要の増加に伴って数も増えているレンタルオフィスとはいえ、高額の利用料がかかるのであれば、高嶺の花のような存在になってしまいますよね。
もちろんレンタルオフィスと一口にいっても、部屋の広さは様々です。中には人間一人おさまるのに精いっぱいだという位に狭いオフィスもあります。逆に普通のオフィスビルと遜色ないような規模の広さのものまで、実に様々だということです。ただ一般的な個人事業主やフリーランス、特にかけだしの人が利用する場合、大体一ヶ月5万円程度ということが多いでしょう。しかしこれもまた一概にはいえない面もあり、地域や場所によっても左右されます。基本的には都会であればある程高いですし、都会の中でも駅から近ければ近い程高くなるといった傾向も見逃すことができません。選択する際には、無理のない範囲でしていきましょう。